ワームとフックのサイズバランスはワーム使いにとってとてもこだわりたいところです。フックサイズが大き過ぎるとワームアクションがうまくできなかったり、バスに見切られたりしますし、小さ過ぎるとフッキングミスやフックアウトに影響します。ではどのサイズがベストなのか？それはやはり私なりに黄金比的な外観があって、そこから微妙にサイズを変えて状況に合わせていきます。
例えばモコリークローには#1が現状ベストだと私は思っています。しかしこれはスーペリオフックに限ったことで、メーカーによってフックサイズと番手にバラつきがあるので、普段お使いのものと比べて大きい？小さい？と疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか？そして微妙な状況によって使い分けたくても、そこから番手を上げ下げすると#1/0、#2とそれなりに大きさに差が出てしまいます。今日はバイトは多いがフッキングが浅く、もう少し番手を上げたいな、とかカバーに絡めたいので少し番手を下げたいな、というときはこれまで他社のフックも選択肢に入れてサイズローテーションを行ってきました。でも、できるだけ同じ形状でローテーションできるのが理想ですよね…。
そこで、微妙なサイズ差にこだわりすぎだろっと言われるの覚悟でCO#1.5を作ってもらいました。これでモコリークローは状況に合わせて#1.5＜#1＜#1/0とサイズローテーションができるようになりました。まだ少し細身シルエットのワームを使いたいときにも1.5は投入しやすくなると思います。
このサイズ差、侮ることなかれ。この微妙なこだわりがアングラーとして今の私を作ってきたのだから、是非使い比べて使い分けをものにして欲しいと思います。発売をお楽しみにしていてください。

2021/5/18