Today's Komori今日の小森嗣彦

バスプロ選手権東日本大会

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直前プラクティスで見つけた希望は確実に勝利へとつながっていました。それは溶岩滞のディープ攻略。初日は爆風の中で前半苦戦しましたが、2キロフィッシュを含めて2500g、7位。2日目は風のない時間帯に助けられ数が延びリミットメイク。3500gで単日2位。総合で藤田京弥選手と同ポイントでしたが、重量で僅かに勝り、バスプロ選手権、2度目の参戦にて優勝することができました。
コロナ禍でTOP50シリーズが全戦中止になるなど、正直モチベーションを失くしかけていた今年。マスターズの試合を他人事のように分析していると、もうこのまま自分は試合当事者のモードに入れないのかと不安にさえなりました。そして自分もJB桧原湖シリーズの運営に携わりながら、改めてこの状況下でのトーナメント運営の厳しさも味わいました。トーナメントがあるだけで幸せ。参戦できるだけで幸せ。今回は試合中その気持ちがこみ上げてきました。この一戦を戦えたこと、そして勝てたこと、本当に自分をとりかこむ全てのことに感謝します。

釣り方は溶岩に絡む水深8~9mをダウンショットで狙いました。ロッドはSTUDIOUSの60ULS、リールはRevoMGXθ2000SH、ラインはザルツバスハード3ポンド。2.7gダウンショットシンカーを溶岩のブレイクにアップヒルで引いてきてロックさせ、一点シェイクという方法ですが、風が強く、これがなかなかうまくできないのです。そこを状況に応じてダウンショットリーダーの長さを調整しながらキャスト距離を替えてうまくやっていきましと。そして2日間で7本のキーパーと2本の50アップを六畳一間ほどのスペースから釣り上げました。ダウンショットのフックはスーペリオM2の#10。使ってるのがポークルアーということもあり、フックは小さい方がバイトがでました。

2020/11/23