Today's Komori今日の小森嗣彦

無題 2010/3/19




今日は朝から曇りと北風で昼過ぎまで寒い一日でした。しかし水曜日とは違い、冷え込みが急激なものではなく、むしろローライトだったので釣果は順調に伸びました。ミノーで1人15回くらいバイトがあり、その七割がフッキングし、そしてその半分はジャンプなどで手前でバレてしまいましたが、残りがキャッチできたという感じです。MAXは46cmです。晴れ間の少ない今日はカバーはほんの少しだけ手を出しました。そこでも40アップがでました。
今週は大潮+低気圧接近で月曜日の午後から魚が動き出し、火曜日はシャローへの上がり口となるブレイク上でサタンワームやカットテールのライトキャロが爆発しました。レッグワームのダウンショットも効きました。この日は夕方頃からさらに魚の活性が上がり、ライトキャロよりミノーにパターンが変わってきました。
水曜日は一転して急激な冷え込み。シャロー上がり口は沈黙してしまいました。夕方頃にミノーの早引きにリアクション的な反応をすることに気づき、昨日と今日はそれを通して数が延びてきました。
ミノーの他にはオーバーハング最奥やシャローのエグレ半サイトパターンと岩盤カバーパターン、ワンド奥やシャローフラットカバーパターンがありました。日中は陽が射すとミノーなどの追いが悪くなるのでこちらで凌ぐ感じです。
ミノーはザッカーがメインです。昨日今日と圧倒的に反応のいいカラーがありましたから、色々と試してみることをお勧めします。岬周りなどはハイカットの方が深くからアプローチできてよいと思います。
カバーはチガークロークレージーレッグ3のテキサスです。できるだけ岩盤に絡んだ浮き草を狙うといいですが、サイズは微妙です。シャローやワンド奥の方がいいサイズが出ました。
オーバーハングはワンド入口付近をみると必ずショアタイトにバスが見えます。今回のガイド期間中はなかなか口を使ってくれませんでしたが、ナイスサイズも見えました。
エリアですが、私はやはり本湖がメイン。上流部は爆発力もある反面、三寒四温に影響され安定感もなく、シャローフラットの広い柳島や鳥居まわりの方が今まで安定して釣れているからです。しかしそんシャローフラットでも、その上にボートが何艇も乗ってしまうと口を使わなくなってしまいます。春の魚はナーバスでセレクティブ。そういったフィッシングプレッシャー対策も重要です。船団は避けた方が懸命です。もちろん小場所でも釣れました。
この一週間を振り返るとこんな感じでした。明日から三連休、天気も程よく崩れ、期待できそうな予感ですね。亀山にいかれる方は参考にしていただければと思います。
来週はいよいよトーナメントウィーク。私はしばらく亀山を離れます。

2010/3/19