Today's Komori今日の小森嗣彦

Who is the Strongest?

Who is the Strongest?
Who is the Strongest?
昔、競艇のCMで「水の上に先輩も後輩もない」というフレーズのものがあった。もちろん水の上だろうと試合中だろうと先輩、後輩はある。特に体育会系で育った私は上下関係は絶対。しかしそれはたしかに勝負の結果には関係がない。
経験の豊富な者が、経済的、政治的に力のある者が、情報を支配した者が有利に試合を運べる、はっきり言ってそんなことはバストーナメントでは当たり前だと思う。どんな世界もそんなものだろう。それをひっくるめた勝負の中で、誰が一番強いのかを競い、結果のみが評価され、勝者にのみスポットライトが当てらる。敗者は語らず去るのみ。有利不利を口にても負け惜しみにしかならない。
だからこそハンデを乗り越えぶっ倒す快感もある。様々な不利な立場からでも、登りつめることができる革命的な夢もある。有利…かどうかはわからないが、キャリアのあるものはプライドもある。負けられない。それがトーナメントなんだ。
Who is the Strongest?“誰が一番強いか知ってるか?”いや、“分からないなら教えてやろう、誰が一番強いかを”というメッセージ。今シーズン開幕前に、結果が伴わなければ暴言ともとれるこの台詞をメーカーの方に言ってしまった。言ってしまった以上、結果を出さなければ評価は下がる。ごめんなさいでは済まない。今シーズンのモチベーションはそんなところにもあっと思う。しかしこれこそが、全てのコンペティターのモチベーションに違いないだろうか。
情熱の真っ赤な炎だけではなく、冷静な青い炎だけでもない、その両方を備えた紫の炎はFantasist STUDIOUSが始まったときから灯し続けているSTUDIOUSのイメージカラー。今週末のクラッシックからこのラッピングボートで戦う。

2012/11/22