


夏の旧吉野川戦は過去ここまで4、3、8位と3戦中お立ち台2回、不調だった昨年ですらシングル入賞で相性は良かったのですが、相性の良さや得意なフィールド的な感覚は根拠のない希望的観測でしかなく、ハイルベルなアングラーが集まり、少しのリズムの違いで成績がぶっ飛んでしまう昨今のトーナメントでは絶対的な自信などまったく持つこともできないのです。ましてや年間のポイント争いを意識して戦う中では通常の試合とは違う格別のプレッシャーがかかる終盤の2試合。本音を言うとかつて2度のチャンピオンを獲得したときも既にこの第4戦にはいっぱいにまで緊張していました。それを身を持って知っているだけ今年の私は余裕があるかもしれません。
さて、そうして迎えた今回の試合。体調も万全に臨んだはずなのですが、直プラ初日に首が痛くなり、その日の夕方には振り向くことさえできなくなってしまいました。夜寝ていても寝返りをうつたびに電気が走るように激痛が走り、初日の前夜などはほとんど寝れない状態でした。そんな不安が釣りの不安を消してくれたのかも知れません。幸いに前夜のストレッチや針の処置がよかったのか、首痛は試合中にみるみる解消していきました。
ウィードの少ない今年の旧吉野川。バスのコンディションも例年ほどではなく、スローに広く散っている気がしました。そこで私が立てた作戦はランガン。ランガンは確実な食わせがあってこそ成り立つ戦略です。自信のあるルアーがあるからこそ、1日の試合時間の中、バイトのない時間帯やミスがあっても5匹揃うことを信じて色々なポイントを打ち続けられました。ちょっとしたウィードやハードボトムにはFSS-62LSでレッグワーム2.7gダウンショットを、少し奥まったところにはFSNC-69LSBF-MGSで同じく2.7gダウンショットを7LBで、更に奥まった水門やカバーにはプロトのFSNC-67MH-MGSでパワーホグ(マッディテナガという新色)2.7gテキサスを、テトラの穴の中にプロトのFSNC-65MH+-MGSでモコリークローの5gテキサスリグをというチョイスでした。テトラでラインブレイクしたアンラッキーもありましたが、最終日は魚が差してきて連発するラッキーもありました。苦しい試合展開でしたが積み重ねたウエイトが5位という成績になりました。優勝ではないですが結果にはひとまず満足です。しかし自分の釣果以上
に、あの厳しい状況下で、総合的にあれだけの釣果が出ていることを思えば本当に恐ろしいメンバーで戦っているなと改めて思いました。最終戦も全く気を抜くことが許されないということですが、年間争いは首位をキープでようやくゴールが見えてきそうなところまできました。今年は全部穫る。あとは自分との戦いです。
最後になりましたが、今回もたくさんの応援ありがとうございました。最終戦もよろしくお願いします。
2012/9/3