小森ノート

TOP50第3戦優勝その1

運命の七色戦

第2戦の予選落ちから迎えた第3戦七色ダム戦。初戦優勝のアドバンテージを全て吐き出してしまい、第3戦前の暫定ランキングは10位。年間タイトルレースに踏みとどまるためにこの一戦は外せない、言わば「勝負がけ」の一戦となった。

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リザーバーの戦い方

今年は開幕から3戦連続のリザーバー戦。得意でも不得意でもないが、どこか難しいイメージをもつのがリザーバーでのトーナメントだ。その難しさのひとつはフィッシングプレッシャーである。水位が変動するリザーバーのバスはレンジを変えて動きやすく、フィッシングプレッシャーで動いてしまいやすい。それから前回の野村ダムや、今回の七色ダムのようにサイズの二極化という一面がある。比較的標高のある山間部の川を塞き止めて造られているリザーバーは、貧栄養湖である事が多く、バスの成長は遅い。そのため、ある段階を超えてエサを選べるようになったビッグサイズと成長の遅い小さいサイズに分かれやすい。小さいキーパーサイズを5本そろえてもキッカーフィッシュ1本のアベレージに負けてしまうような状況では、手堅い戦略など存在せず、何も考えずに大きいルアーを振り回しているほうが分が良いことさえもある。前回の野村ダム戦はまさにそうなってしまい、ゲームを作りながらも予選で敗退してしまった。これはスタイルを変えるひとつのきっかけとなった。

プリプラクティス

野村ダムと違い、七色ダムは超クリアウォーターで、プリプラからバスがたくさん目視できた。中には60cmクラスも見える。普通に釣りをしていて釣れるバスのアベレージは250~400g。まれにグッドサイズも混ざりはするが、狙えるほどではなく、普通にそろえて2000g前後のウエイトだ。それはいたるところに見える50cmクラスのバス一匹のウエイトにすぎない。バスを選べるサイトフィッシングの上手い選手が上位に行くのは明白だった。「ビッグベイトで3日で6本、それで優勝を狙う。」プリプラ時にあるプロはそう話していた。この七色ダムでは現実的ではるかに魅力のある戦略だ。昨年からウエイト制となったこのシリーズ、もはや小さいキーパーを釣ることを前提に戦っては上位にいけない。この言葉で私はサイトフィッシングのプランを選択した。しかしTOP50には自他とも認めるサイトフィッシングの名だたる達人たちがいる。彼らに釣り勝つために、2週間かけたプリプラクティスの大半をこのサイトフィッシングの練習に使った。

プリプラクティスで見つけた釣り方は、エサを求めスクールでクルーズしているバスをネコリグで食わせるというものだった。ショアラインの凹凸に左右され、群れの頭が岸方向を向いたときを狙い、複数のバスが同時にルアーを発見し、奪い合いになるようなところへアプローチすると、群れが止まっていなくても食いにきてくれた。ルアーはカットテールワームを少し短くカットしたもの。G7のワームプロテクトチューブ4mmで#6のマス針を縦刺し固定。ネイルシンカーは0.8gを使用した。
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タックルはFantasista STUDIOUS FSNS-60ULSⅡMGSトルザイトガイド仕様のプロトモデルにRevoSTUDIOUS。偏光サングラスはDNA HAYATE。

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バスが目視できないときはバスがいそうなショアラインをブラインドで狙っていく。さらに沖の立ち木をアベンタGTで、岸に近いところはジャバロン90で狙う。プリプラクティスのときはこの釣り方で釣れたバスもいたし、ついてきたバスが群れに戻ったりするため、群れを探す役割もあった。アベンタGTは正直驚くほどバスが食べにきた。

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プリプラクティス後半には連日5kg/5本くらいには釣れていた。勝てる自信はついた。優勝ウエイトは3日間でトータル12kg前後と読む。しかし雨が降ると全くバスが見えなくなってしまう。また濁りが入らないとは限らない 。プラのときもちょっとした雨で上流の放水口付近はこのようになってしまった。サブプランをしっかりと考えた。サイトではバスが現れやすいとスポットも絞った。

 

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