小森ノート

TOP50第3戦旧吉野川

第2戦を終えてポイントランキングは7位。完全復活とはいえない今年の試合内容だが、折り返しの第3戦前の順位としては4度目の年間総合優勝(A.O.Y.)を狙える好位置といえよう。その第3戦は徳島県旧吉野川で開催された。

旧吉野川は遠賀川と並んで、今年のトレイルの中ではエリアの面積やフィールドコンディションにより釣りづらいフィールドに当たる。こういったフィールドでは最悪全く釣れないという展開も考えられる。この試合の最低目標は20位。これを下回ってしまうとおそらくA.O.Y.への道は閉ざされてしまうが、かといって守りきれるという保証もない。いかにここをクリアするか、今シーズンのまさにターニングポイントとなることは間違いなかった。

プリプラで判断したシーズナルはミッドスポーンからポストスポーニング。バスはスポーンエリアになるであろうワンド奥や消波ブロック、水門などのとても浅いところ溜まっているように思えた。これは誰でも見つけられる。バッティングは必至だろう。
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痩せているがサイズは長い。消波ブロック+水門ではこんな魚がイージーだった。

トーナメントは2週間後だ。水位が周期的に大きく変化する川なので、おそらくスポーンはだらだらと続いていくのであろうが、ポストスポーンのポジションに留まっている個体よりも、おそらく回復し、流れの当たるところでエサを追う個体のほうがコンディションも良く、これから多くなってくるはず、と思い、ワンド、シャロー、消波ブロック、水門のキーワードから外れるエリアに絞ったゲームを想定した。狙いは橋脚とリップラップ。コアユの群れも目視でき、かなり期待は高まっていた。プリプラのときにもこのパターンは存在し、日によっては6kg/5本を越える日もあった。
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橋脚やリップラップの魚はコンディションがいい。

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橋脚。定番中の定番だが、今回の試合の水の動きでは期待も高かった。

DSC_1292fリップラップ。これが釣れればバッティングを避けられる。

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テトラもこぼれているところでフィーディングを狙った。

 

釣り方もポストスポーンの個体と回復個体ではわかってくる。ポストスポーンは緩やかなフォールの釣りが中心なのに対し、回復個体は同じライトリグでもシンカーを重めにし、強く落とすほうが反応がよかった。

 

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ポスト狙いは基本カットテールノーシンカーとカバーに絡むところはモコリークローのテキサスリグ。サイトではコレ。レッグワームのネコリグ。

DSC_1375ベイトが絡めばポストも回復もトップウオーターへの反応はいい。試合中もかなりキャストしたドッグXクイックウオーカー。2回のチェイスのみで終わってしまったが、練習のときは3発キャッチできた。

 

直前のプラクティスで異変に気づいた。プリプラから想定していた回復系のバスからのレスポンスがないメインに使っていったのは私のマネーベイト、レッグワームのダウンショット2.7g。何よりもコレでチェックするのが一番早い。もしやプリプラ時と全く変わっていないのでは…。いやな予感がした。それでもリップラップから消波ブロック、水門などが絡むエリアではこの釣りでバイトが取れたので、水の動く試合中なら釣れる。そう信じてトーナメントを迎えた。
シーズンが変わっていないのであれば日に日に釣れる魚は減り、厳しい試合になるであろう。初日のスタート時は花粉症で完全にグロッキーになりながらも、こういった冷静な判断ができていた。初日のスタートダッシュ。これがもっとも重要であると。
そしてスタート。まずは開始速攻で橋脚で600gをキャッチ、それからテトラをモコリークローのテキサスで撃ち900g、テトラの岬状のこぼれで1300gをキャッチ。1本目と3本目は回復系の魚だった。このことが迷いを生んでしまった。そこからリップラップの誘惑に負け、永遠にバイトのない時間が続く。昼過ぎに4本目の600gをシャローカバーでキャッチしたにもかかわらず、終了間際までリップラップにこだわって展開してしまった。しかし終了間際、500gくらいの5本目がヒット。これは水面でフックアウトしてしまった。
初日は3380gで10位。結果から言えばスタートダッシュにかろうじて成功したと言えよう、しかし競技時間の7割を費やしたリップラップでは1匹のキーパーもキャッチすることができなかった上に、可能性という意味では捨てきれないようになってしまった。二日目は競技開始3時間後から急激に減水し水が流れる日だったので、そのカレントを待ち、開始3時間は捨ててポイントを守った。場所は初日に1300を釣ったスポット。カレントが発生し、11:00に待望のファーストフィッシュがヒットしたが、またもや水面でフックアウト。それから同じ場所やリップラップを永遠にやるがバイトを得ることができなかった。時折ポストスポーンのパターンに戻すも、強風のためうまくいかず、かろうじて14:00少し前に600g弱のバスを沈船でキャッチしたが、この一匹からは何も考えることができなかった。

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レッグワームのダウンショット。サーチベイトとして最も有効なリグ。

最強の武器が効かないのか効いてるのかわからない予選の二日間だった。初日かろうじてスタートダッシュができ、二日目のクラッシュをフォローすることができた。その予選通過順位は15位。あまり釣れない大会となったのでそれほどウエイトは離れていないのだが、メインのパターンは崩壊し、最終日にはもう何も残っていない。最終日にはもう新たな魚が供給される可能性は低いと見て、橋脚とリップラップはあまり撃たない、と決めた。それからポストのパターンをもう一度おさらいする、つまり浅いところをスローフォールで攻める釣りをもう一度やる。これが三日目の戦略だった。それでもかなり厳しい試合展開だった。永遠に何も起こらない時間が過ぎていく。沈黙が破られたのは終了1時間を切ってからだった。減水が始まり、浚渫のエッジ上に見え始めたウィードをカットテールで狙ってみるとすぐさま1300gがきた。続いて800gクラスが。そして終了間際に再び800g。ここまできたらもう2本、いやもう1本…それが出ないのが私がまだ本調子ではない証拠なのだが、しかしながら3本で2900g弱。順位を再び10位まで戻すことができ第3戦は終了した。

 

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一匹のバスから始まる連発。それがパターンフィッシングだと思う。

プリプラからイメージしてきたパターンが崩壊し、間違いを修正できない苦しい展開の試合だった。しかしこの順位は次の桧原湖戦につながる大きな結果だった。総合ポイントランキングは3位に浮上。1位とは17Pだが、追いつける数字ではある。ここまで3試合、苦しい試合展開であったり、チャンスをモノにできなかったり、ミスがあったりとアンラッキーな面も大きい。次の桧原湖戦こそ、いいことがあるだろうか。いやたとえまた苦しい試合になろうとも、前向きに、そしてできる限りの努力をして、頑張って戦いっていく。

 

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最後になりましたが、応援してくださった皆様、ありがとうございました。次は7/10~12、桧原湖で第4戦となります。また熱い応援よろしくお願いします。

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