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2018 STUDIOUS New Rod

Abuのロッドブランド Fantasista。その中で私がプロデュースしているSTUDIOUSシリーズから今期のニューアイテムFNC-65ML SHALLOW CRANKING(ベイト)とFNS-64SULS SuperSoft(スピニング)がいよいよ発売になります。開発段階で何度か紹介してきましたが、改めてどういったロッドか解説いたします。

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FNC-65ML SHALLOW CRANKING
以前から私は水深2mくらいまでのクランキングには6フィート半ほどのレングスでMLクラスレギュラーテーパーのカーボンロッドを使用してきました。同じようなロケーションではグラスロッドなどの選択肢もあるのですが、さまざまなタイプのロッドを試してきて辿りついた結果です。
シャロークランキングのロッドに必要なのは、キャスト精度、感度、魚のばれにくさの三点です。船を寄せることのできないシャローストラクチャー回りへのタイトなアプローチは、やはりグラスロッドではやり易いとは言い難く、しかも軽いほうが手返しもよくなります。
ルアーがボトムタッチしたときの感度もとても重視したいところで、狙ったストラクチャーに確実にルアーがコンタクトしたことが分かったり、広いエリアを探っているときはボトムの質を感じたりできれば大きなアドバンテージです。
また、浅いレンジなので掛けた魚がすぐ水面でジャンプしてしまうため、フックアウトを防ぐレギュラーテーパーな軟らかさも必要です。
このFNC-65MLはNew Fantasistaシリーズに採用されているブランクス「TAF製法ブランクス」の特性を生かし、シャロークランキングに必要な要素に加え、細目のブランクスでワンランク上の振り抜けのいい軽さと、タフさ、そして魚を寄せるバットの強さを備えました。SHALLOW CRANKINGとサブネームをつけておりますが、キャスト精度が求められるトップウォーター、1/4ozくらいまでのスピナーベイト、ミノーのジャークや春先のサスペンドシャッドなどにもとても適しています。
ちなみにリールは同じくAbuのRevo LT7を私はセットしています。このリールはリーズナブルでとても使いやすくオススメです。

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FNS-64SULS SuperSoftを解説いたします。
このロッドは遡ること2012年、私が3度目のTOP50総合優勝V3を成し遂げた年に限定で発売したFSNS-67SULS Recaptureというロッドがベースとなっています。
まず、Recaptureがどういったロッドかというと、この年の桧原湖戦で勝つためにアジングのロッドを改造して試合に持ち込んだロッドでした。とにかく軽いルアー(1/32ozのダウンショットなど)が投げられること、それからルアーやシンカーがボトムについたとき、そしてそれをボトムから持ち上げるとき、できるだけソフトタッチにできること、そして超ライトラインで時間をかけたやり取りができるということを求めました。桧原湖戦で使用したプロトロッドはベースがアジングロッドだったので、あまりバスが大きいとやはりロッドの強度に不安がありました。実際そのプロトロッドはその後、亀山ダムでのテスト中に破損してしまいました。製品化するときは強度をいくらか改善しましたが、軽さと強度のバランスはとても難しく、今回TAF製法ブランクスによってさら軽量化と強化できたことで、この新しいSuperSoftを開発したわけです。ちなみに硬さを表すSULSはスーパーウルトラライトソリットディプの略で、私の勝手に作った表記です。レングスが6.7から6.4と少し短くなったのはTAF製法ブランクスによりバットパワーの役割が短くても機能を発揮してくれるので、軽さと操作性を生かすために少し短く仕上げました。
軽いシンカーのダウンショットリグやネイルショットリグ、軽いライトキャロ、それから水面での波動系ノーシンカーなどに適しています。
リールは私はMGXtreme2000SH、RevoSTUDIOUSなど2000番がオススメです。

2018/5/28