Today's Komori今日の小森嗣彦

ベイトフィネス?

ベイトフィネス?
流行りの言葉はあまり使いたくないのですが、すっかり定着してきましたので、あえて小森流のベイトフィネス考を紹介します。あくまでも個人的な考え方ですので違うよーと思ってもらっても大丈夫です。
今でこそ私は基本スピニングみたいになっていますが、初めて釣ったバス以降は7年以上ベイトオンリーでなんでもやっていました。もちろんそれは中、高校生の頃ですが、一本のベイトで7グラムのテキサスリグやディープクランク、トップウォーターからトーナメントワームのノーシンカー、シャッドラップ5センチあたりまでやっていたのです。今思うとある意味すごいです。
スピニングの重要性を感じたのは二十歳の頃にリザーバーのストラクチャー周りで同行した友人がジグヘッドのフリーフォールで入れ食ってるのを目の当たりにしたときでした。それを見てラインテンションをかけない釣りにはスピニングが必要だと実感しました。
なんせ不器用なもんですから、初めはキャストも上手くいかず、スキッピングもプロになるまで出来なかったほどです。亀山ダムの冬のダウンショットも初めの二年はベイトでしか釣ってませんでした。しかしそこから練習と工夫を繰り返したのが今の財産になっています。
スピニングでやるにはやや重たいようなライトリグはFCS-65LSというスペシャルなロッドがあります。このロッドはスピニングを覚える前の私が今いるとするば「軽いルアーが何でもできる軟かめのロッド」。このロッドはフルーガーXTの未公開ZPIチューニングリール(このリールについてはまたいつか詳しく説明します)をセッティングしてバニッシュウルトラ7ポンドでシンカーウエイト2.7gのレッグワームダウンショットが普通に使えます。実際亀山ダムの立木周りで多用して釣果に繋がっています。しかしこれでは実際はベイトライトリグ。北浦戦では2〜3gのテキサスリグを駆使して釣りましたが、コレもリールの性能を生かしたスーパーライトテキサスリグ。単にラインを太くしたいからベイトだというのも、軽いリグをカバーで使うのも苦労してものにしたスピニングに未練がある私は、あえてライトウエイトの釣りでベイトタックルを使うくらいなら明確な使い分けや差別化や必要性を求めてしまうのです。
出た結論はベイトフィネスは軽いルアーを扱うだけでも、スピニングでやる釣りをベイトでやるだけでもなく、スピニングでも難しく繊細な、或いはスピニングでできないような(場所やコンディションやテクニック的に)繊細な釣りをやるために必要なものです。これが私のベイトフィネスの考え。そのためには新しいタックルは必要です。実は昨年半ばからプロトを試してきました。FCS-65LSをマイクロガイド仕様にしたものやそれをベースにしたプロトも試しましたが、ベイトフィネスとしては全て却下。グリップもトリガーレスもトリガーありも試したが私にはしっくりこないのでこれまた全て却下。今のところ自分では一番しっくりきているディーズの67を越えるような、おぉ!!と思えるものを只今開発中です。新しいテクニックを産み出せるようなロッドを目指しています。またプロトが上がったら開発段階をお見せします。

2011/1/14