Today's Komori今日の小森嗣彦

エリート5終了

細かく報告するとルアーの制限などで非公開の場所が判ってしまうためブログはプラクティスから控えていました。
このポストシーズンは遠賀川のジャパンクラッシックから何か悪い流れを引きずって微妙なスランプ気味でした。オールスターでは2日目にトーナメントでは3年振りのノーフィッシュまでやってしまいました。
シーズン終盤に成績を落とすのは数年前までよくありました。そのときの原因は疲れや色々なトラブルの蓄積で集中力が続かなくなる、いわゆる力尽き的な感じでした。
今年は特にタイトなポストシーズンのスケジュール。それに台風での予定変更まで加わり…いや、条件はみんな同じだから仕方ありませんね。それより2連覇達成で少し緊張感が切れていました。何かが少しずれてきていました。
さてエリート5。そのままの悪い流れで初日はノーフィッシュをやらかしてしまいました。こりゃトップの3連覇どころかエリート5の3連覇を先に達成確定かと思った方も多いはずでしょう。心配をおかけして申し訳ございません。狙っていた魚が釣れない…厳しいに決まっているコンディション下の、ただそれだけのことで、考えられないくらいに自分が壊れてしまいました。あれほど精細さを欠いたのは2006年最終戦の遠賀川以来だと思います。狙っていた魚はプラクティスからみえていた1500gアベレージのクオリティフィッシュでした。リミットは無理だと思っていたので当然バイトは遠いはずなのに、釣り方が強すぎるものだけに絞っていたため早い段階でパターンに対する不信感が生まれてしまいました。こういうときに武器になるはずの精神的柱レッグワームも封印されて、新しいバスや釣り方を探す思考すら停止していました。あまりの壊れっぷりにいつも試合前には決して飲むことはないのですが、脳をアルコールで消毒して寝ました。そのせいか夢見が良かったです。
2日目は考えることを辞めないで戦いました。3匹だけでしたが、勝ちに絡める魚を狙っていたということが証明できる釣果を出すことができ、ようやくここ数試合のズレと間違いが何だったのかに気づくことができました。
魔のエリート5最下位脱出、それはそれで一安心ですが、目標は優勝だけですから、悔しさは残る今年のファイナルゲームでした。3位という順位には意味もないですが、もがき苦しみ、そして復活までのドラマが短いですがそこにはありました。これぞトーナメントだと思います。ボクシングに例えると、テクニシャンに分類される私のトーナメント戦略ですが、今回はファイターとして戦い、打ちのめされ、打ちのめしました。そんな様子は元旦に放映されますので、ぜひ釣りビジョンをご覧ください。泣けます。笑えます。たぶん… でも次は必ず勝ちます。応援ありがとうございました。

2010/11/12